[Test Failure Criteria]機能を使用すると、応答時間、エラー、ヒット/秒、テスト期間などのさまざまなメトリックでテストの成功/失敗条件を設定できます。
この機能では、ワークスペース ダッシュボードを通じて「成功」/「失敗」の結果を確認することができるため、テストの推移を容易に監視できるようになります。
テスト設定ページに移動し、ファイルのアップロード パネルの下を確認します。オプションのテスト設定リストの一番下に[Test Failure Criteria]オプションがあります(下のスクリーンショットを参照)。
失敗の条件のセットアップ
失敗の条件を有効にするには、4 つのパラメータを設定する必要があります。
- Element Label - このルールをスクリプトの特定のラベルで使用する場合は、ここで指定します。デフォルトでは[ALL]に設定されています。
- KPI - ルールを適用する特定のメトリック(ResponseTime.avg、ResponseTime.max、errors.percent、hits.count など)を選択します。オートコンプリート機能を使用して利用可能なメトリックを見つけることができます。
- Comparison - このルールのバイナリ比較演算子です。lt = より小さい、gt = より大きい、eq = 等しい、ne = 等しくない。
- Threshold - このルールを適用する数値。
- Description - ルールを説明するメッセージ。これは必須ではありません。
- Stop Test - このチェック ボックスをオンにした場合、その条件が満たされなくなるとテストがただちに停止します。
- Evaluate last 1-minute sliding window only - このチェック ボックスをオンにすると、負荷レポートに 1 分単位で赤いマークを付けることで、特定の条件がいつ失敗したのかを正確に知ることができます。
- Ignore Failure Criteria during rampup - このオプションを使用すると、値の増加が終了し、負荷が最大ユーザ数に達した場合にのみ、失敗の条件メカニズムを機能させることができます。
設定が完了したら、[Apply]をクリックします。
テスト失敗の条件レポート
上の例では、このルールの失敗の条件が、0.1 を超えるエラー率であることがわかります。テストのエラー率は 1.0 であったため、この条件とテストのステータスは「Failed」になります。
詳細については、録画したオンデマンド Web キャスト「How to Make JMeter Highly Scalable and More Collaborative With BlazeMeter (BlazeMeter で JMeter の拡張性と共同作業の効率を高める方法)」を参照してください。
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